高い予備校代はもう不要! 最強の独学記憶法 厳選3選!


動画でも解説していますので、併せてご覧ください↓↓

あお

こんにちは、あおと申します🌿
資格試験とハムスター🐹をこよなく愛する元公務員(県庁職員)です。

現在、独学で司法書士試験に挑戦中です✍️

これまでに
・社労士
・行政書士
・宅建士
・公務員試験
を市販のテキストを使った独学で合格しました。

「忙しくても、コツコツと続ければ合格できる」
そんなメッセージを、僕の経験を通して届けていきたいです。

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資格試験や受験勉強において、暗記は避けて通れない重要なステップです。

しかし、やみくもに繰り返すだけでは時間がかかるばかりで、なかなか定着しません。

僕自身、効率的な勉強法を追い求め、世の中にある暗記法をすべて試してきました。

ここでは、そんな僕がオススメする暗記法を厳選3選という形で紹介します

今日からすぐに実践できるものばかりですので、ぜひ参考にしてください。

場所法とは?

場所法とは、記憶術の一つで「空間的なイメージ」を利用して覚えたい情報を頭に定着させる方法です。

人間は文字や数字の羅列をそのまま覚えるのは苦手ですが、場所や情景と結びつけると記憶が強く残ります。

古代ギリシャやローマの弁論家たちも、長い演説を記憶するために場所法を活用していました。 

場所法のやり方 

場所法の仕組みはシンプルです。

  1. 馴染みのある場所(家、学校、通学路など)をイメージする
  2. その空間を順番にたどれるように頭の中で道順を整理する
  3. 覚えたい情報を、その空間の特定の場所に「置く」ようにイメージする
  4. 思い出すときは、場所をたどりながら情報を呼び出す

こうすることで、情報が順序立てて頭に残り、必要なときにスムーズに思い出せます。

たとえば「買い物リスト(牛乳・パン・卵・野菜・コーヒー)」を覚えるとしましょう。

・玄関に「大きな牛乳パックが立っている」
・リビングのソファに「ふわふわのパンが山盛りになっている」
・寝室のベッドの上に「卵が転がって割れそうになっている」
・キッチンの流しに「色鮮やかな野菜が詰まっている」
・ベランダに「香り高いコーヒーのカップが置かれている」

このように想像すると、順番通りに思い出しやすくなります。

例:自宅を使った場所法 

[玄関] → 牛乳パック  
   ↓  
[リビング] → パンの山  
   ↓  
[寝室] → 卵が転がる  
   ↓  
[キッチン] → 野菜の籠  
   ↓  
[ベランダ] → コーヒーカップ

このように、実際の家の中を歩くように情報を思い出せるのが場所法の大きな特徴です。

場所法は日常の買い物リストだけでなく、資格試験の学習にも非常に有効です。

特に条文暗記や判例整理など、膨大な情報を扱う勉強に適しています。

★目次暗記への活用

教科書やテキストを覚える際には、まず「目次暗記」をすることをオススメします。

「なぜ目次暗記をする必要があるの?」と思われる方も多いと思います。

しかし、目次暗記の効果は絶大であり、僕が独学で社労士、行政書士、宅建、公務員に合格出来たのは、この目次暗記のおかげと言っても過言ではありません。

目次を覚えることは、本棚を作る作業と同じであり、これから覚えようとする大量の知識(本)をしまう棚を用意してあげることで、知識の吸収率が段違いでよくなります。

また、塗り絵のように、まずは大枠をしっかりと塗り、段々と細部に色を塗っていく作業とも言えます。

そのため、目次暗記は効率的な暗記には必須です。

場所法を使えば、目次暗記を効率的に覚えることができます。

例えば、民法を例にして説明します。

目次
心裡留保(第93条)
通謀虚偽表示(第94条)
錯誤(第95条)
詐欺・強迫(第96条)
場所に目次のイメージを置く
・玄関に「心裡留保(第93条)」の「留」を「竜」のイメージでおく

・リビングに「通謀虚偽表示(第94条)」の「虚」を「巨人」としてイメージをおく

・寝室に「錯誤(第95条)」の「錯」を「柵」としてイメージをおく

・キッチンに「詐欺・強迫(第96条)」の「詐欺」を「うさぎ」としてイメージをおく
頭の中で家の中を歩くようにして、目次を思い出す。
玄関で、「竜」のイメージから「心裡留保」

→リビングで、「巨人」のイメージから「通謀虚偽表示」

→寝室で、「柵」のイメージから「錯誤」

→キッチンで「うさぎ」のイメージから「詐欺・脅迫」

 を思い出す。


場所法のメリット

メリット

・記憶を順序立てて整理できる

・大量の情報を効率よく覚えられる

・視覚的なイメージにより記憶が長期間定着しやすい

・試験勉強、スピーチ、語学学習など幅広く活用できる

場所法を実践するときのコツ

・イメージはできるだけ「大げさ」にする(巨大な牛乳、踊るパンなど)

・五感を使う(音や匂いも想像するとさらに効果的)

・同じ空間を何度も繰り返しイメージすると定着が強まる

・楽しみながらやる

セルフレクチャー法とは

セルフレクチャー法とは、自分が先生になったつもりで学んだ内容を他人に教えるように説明する学習法です。

人は「説明できること」しか本当に理解していないと言われています。

単に読み込むだけの勉強では抜け落ちてしまう部分を、声に出して説明することで理解の穴に気づき、知識を自分の言葉に変えて定着させることができます。

アメリカの物理学者リチャード・フェインマンが提唱した学習法に由来して「フェインマン・テクニック」と呼ばれることもあります。
 

セルフレクチャー法のやり方

セルフレクチャー法は次のような流れで行います。

★セルフレクチャー法の流れ

1.学んだ内容を説明してみる  → 2.詰まる部分を確認  →  3.整理し直す  →  4.再度説明
  1. 学んだ内容を人に教えるつもりで説明する
  2. 説明が詰まったところや分かりにくい部分を確認する
  3. 再度インプットし直して、言葉を整理する
  4. 誰にでも分かりやすい言葉で再び説明する

このサイクルを繰り返すことで、理解の浅い部分が補強され、記憶も深く定着していきます。

英語の文法を例に

1.学んだ内容を人に教えるつもりで説明する
 
まず、現在完了形を学んだ直後に「現在完了形は have+過去分詞で、経験・継続・完了を表す文法です」と声に出して説明します。

例文:「I have visited Kyoto three times.(私は京都に三回行ったことがあります)」

自分が先生になったつもりで、友達や後輩に話しているイメージで伝えましょう。
2.説明が詰まったところや分かりにくい部分を確認する
説明してみると「継続と過去進行形ってどう違うんだろう?」など、自分の言葉が詰まる部分が出てきます。

これが理解が不十分なサインです。その箇所を印をつけておきます。
3.再度インプットし直して、言葉を整理する
 
テキストやノートに戻り、詰まった部分を重点的に確認します。

例えば「現在完了の継続は now まで続くニュアンス、過去進行はその時点で進行していた動作」という違いを再確認します。

その上で、自分の説明用にシンプルな言葉に置き換えて整理します。
 
4.誰にでも分かりやすい言葉で再び説明する
再度、「現在完了形は have+過去分詞で、過去から今までつながる気持ちを表す文法。

過去進行形は『その時の出来事』で切れるけど、現在完了は今につながるイメージです」と言葉を工夫して説明します。

難しい専門用語を避け、分かりやすい言葉で話すことで、記憶の定着率も上がります。

                               (以降、理解できるまで繰り返す)


民法を例に 

1. 学んだ内容を人に教えるつもりで説明する
「錯誤とは、思い違いによって本来の意思と違う表示をしてしまうことをいいます。

民法95条で規定されていて、要素の錯誤なら無効になります。

たとえば土地を買うつもりが、実は別の土地の契約をしてしまった場合などです。
2. 説明が詰まったところや分かりにくい部分を確認する

・「要素の錯誤」とは具体的にどういうことかがあいまい

・動機の錯誤がどう扱われるか説明不足

・「重大な過失」がある場合にどうなるか触れられていない

・判例のイメージが不足している

という点が弱点として浮き彫りになります。
3. 再度インプットし直して、言葉を整理する
テキストや判例を確認し直すと、整理は次のようになります。

要素の錯誤:法律行為の基礎となる重要部分に誤りがあること

重大な過失:通常の注意をすれば防げたのに見落とした場合 → 無効主張できない

動機の錯誤:原則は無効にならないが、その動機が相手に示され契約の基礎となっていたら要素の錯誤になり得る
4. 誰にでも分かりやすい言葉で再び説明する
錯誤とは、簡単にいえば『思い違いで間違った契約をしてしまった場合』のことです。

もしその間違いが契約の重要部分に関わっているなら、原則として契約は無効になります。

ただし、自分が注意していれば防げたような重大なミスがあったときは、保護されません。

たとえば、土地の所在地を間違えて契約してしまった場合や、本物の金だと思って買ったら実は金メッキだったという場合です。

また、買う動機に勘違いがあっただけでは無効にはなりませんが、その動機を相手にも伝えていて契約の前提になっていたなら、無効になる可能性があります。

                                            (以降、理解できるまで繰り返す)

セルフレクチャー法のメリット

メリット

・理解が深まり、単なる暗記にとどまらない

・自分の理解の穴を発見できる

・アウトプット中心の学習で記憶が長期間定着する

・試験の論述や面接、実務でも応用できる

セルフレクチャー法を実践するときのコツ

・「誰に説明するか」を具体的に想定する(好きな人がいればその人を想定すると学習効率がUP。もし好きな人がいなければ、小学生に説明するイメージをする。)

・難しい用語を避けて、かみ砕いた言葉で話す

・声に出して説明することで理解の浅さが分かる

・録音や動画で振り返るとさらに効果的

積み上げ暗記法とは?

積み上げ暗記法とは、新しい知識を学ぶ前に必ず前回の内容を復習することを中心に据えた学習法です。

人の記憶は時間とともに薄れていくため、効率よく覚えるためには「復習のタイミング」が非常に重要です。

昨日の学習を振り返ってから次に進む習慣を作ることで、知識が定着しやすくなります。

人の脳は、新しい情報を短期記憶に一時的に保存します。

しかし復習を行わないと、多くは数日以内に忘れ去られてしまいます。

そこで、積み上げ暗記法では学習のサイクルに「復習」を組み込み、短期記憶を長期記憶へと定着させていきます。

とくに昨日の内容を復習してから新しい範囲に進む習慣は、記憶の抜け落ちを防ぎ、学習の質を高めます。

積み上げ暗記法の具体的なやり方 

 【1日目】普通に学習する
  
 【2日目】1日目に学んだ内容を復習してから、新しい範囲を学習する

 【3日目】1日目と2日目に学んだ内容を復習してから、新しい範囲を学習する

 【4日目】1日目と2日目と3日目に学んだ内容を復習してから、新しい範囲を学習する

   
★英単語を例に

 【1日目】cat(猫)を覚える
  
 【2日目】cat(猫)を復習してから、新しい箇所(dog(犬))を学習する

 【3日目】cat(猫)をとdog(犬)を復習してから、新しい箇所(bird(鳥))を学習する

 【4日目】cat(猫)とdog(犬)とbird(鳥)を復習してから、新しい箇所(monkey(猿))を学習する  

★過去問勉強を例に

 【1日目】過去問を解く
  
 【2日目】1日目に間違えた問題を復習してから、新しい問題を学習する

 【3日目】1日目と2日目に間違えた問題を復習してから、新しい問題を学習する

 【4日目】1日目と2日目と3日目に間違えた問題を復習してから、新しい問題を学習する  

積み上げ暗記法のメリット

メリット

・確実に知識を習得しながら、前へ進める

・知識が積み重なりやすく、抜け漏れが少なくなる

・新しい情報を過去の知識と関連付けやすい

・資格試験や長期学習に向いている

積み上げ暗記法のやり方のコツ

積み上げ暗記法は、シンプルに「復習してから新しい内容へ進む」という流れですが、ちょっとした工夫で効果が大きく変わります。

ここでは実践時に意識したいポイントを紹介します。

1.短時間で区切って復習する

復習は長時間かける必要はありません。

特に何回も復習している最初に学習した内容については、「パッパッ」と読み飛ばしていく感じで十分です。

復習時間はこれまでの学習内容を10分〜15分でざっと振り返る程度で十分です。

また、間違えたポイントなどの復習を繰り返すことで、効率よく記憶が定着します。
 

2.ノートやまとめを「声に出して」確認する
 
ただ読むよりも、声に出して説明するほうが記憶に残りやすくなります。

条文や判例を声に出して言い直すと、目・耳・口の複数の感覚が使えるため、記憶の定着率が高まります。
 

3.小テスト形式で思い出す
 
ノートを見る前に、自分で思い出す時間をつくることが重要です。

「思い出そうとする」行為そのものが記憶を強めます。

例えば、一問一答を解いてからノートを確認するなど、アウトプット型の復習を意識しましょう。
 

4.忘れていても気にしない
 
復習をしていると「思い出せない」「忘れていた」と感じることがあります。

しかし、それこそが復習の効果が表れている証拠です。

思い出せなかった部分は赤ペンで印をつけ、重点的に復習すれば、弱点が強化されていきます。
 

5.復習後すぐに新しい範囲に入る
 
復習が終わったら、その勢いで新しい学習に入るのがおすすめです。

復習で頭を「学習モード」に切り替えてから新しい知識を取り込むと、定着度がより高まります。

おすすめの暗記法3選をまとめると以下の通りです。

  1. 場所法
  2. セルフレクチャー法
  3. 積み上げ暗記法

これらを組み合わせて活用することで、暗記は「ただ覚える」から「使える知識を定着させる」段階へと進化します。

効率よく暗記を進めたい方は、ぜひ今日から取り入れてみてください。

 

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